日本治水の理念と綾町

経営理念

社長メッセージ

みなさんは、地球上に存在する水のうち、ほとんどが海水で、我々が日常利用している水というのは、全体の1%にも満たないごくわずかな量しかない、ということをご存知でしょうか。

日本は元来水資源に恵まれており、蛇口をひねれば水が飲めるように、どこにでも清浄な水が存在しています。 また、昔は川の水や井戸水を飲み水として利用するのが一般的でした。 しかし、現在においては産業の発達により環境汚染が進み、よほど清澄な地域でない限り、水道水でなければ安全な水とはいえなくなってしまいました。さらにこの安全な「水道水」でさえ、原水の汚染がひどいため過剰な消毒などの化学的処理をせざるをえず、それによって水自身の持つ力が減少し、たとえば、ものを洗う時には洗剤を使用しますが、本来水が持つ洗浄能力が低下しているため多量に洗剤を使用し、その結果、河川の水はますます汚染され・・・といった悪循環を引き起こしています。

地球温暖化が世界的な問題となっているように、水に対しても、汚さない、環境にできるだけ負担をかけないようにする、といった心がけが必要な時代になっています。

わたしたちの会社は、薬品を使用しない水処理によって、環境負荷を与えず、省エネルギー型の循環可能な社会を目指し、グローバルに貢献していきたいと思います。