トイレ|エルセ

トイレでの尿石除去や付着防止、悪臭対策に効果を発揮します。特に男子トイレにおける悪臭の原因である尿石を除去し付着を防止することで、臭いを抑制します。清掃や薬剤などのメンテナンスコストの軽減も実現します。トイレの尿石付着防止と併せ配管の延命も期待が出来ます。

2020年の東京オリンピック開催に向けた公共施設、商業施設におけるトイレの「おもてなし」を支えます。

北陸新幹線の新型車両にも採用

エルセがトイレに与える効果

尿石除去

尿に含まれる尿素・アンモニア・尿酸・無機酸・有機酸類や水道水に存在するカルシウムイオンがCaCO3となり、各種有機物と複合的に結合・沈殿した難溶性の物質が尿石。エルセ水の水素結合性の高さにより尿石表面から溶解・剥離を促進します。

尿石付着防止

尿石は尿に溶けているカルシウムイオンが濃縮および炭酸などと反応し、カルシウム化合物として便器や配管の内部に付着・沈殿し、生成される難溶性CaCO3の塊の中に窒素化合物などの有機物が複合的に結合・沈殿したもの。エルセの抗酸化作用は尿石の付着を防止します。

悪臭抑制

トイレの匂いや体臭の原因と考えられるアンモニア系(NH)やスルフヒドリル系(SH)などのNやSを含む化合物の揮発をエルセ水が抑制し悪臭が広がるのを防ぎます。固着した汚れを溶解・剥離した際に悪臭のもととなる揮発性のガスが発生しても、その揮発を阻止します。

排水管延命

エルセでの抗酸化作用が、配管の防錆、防汚につながることから、配管本来の寿命まで活用できると考えられています。配管の新規交換タイミングが想定しやすくなり、建物や設備の資産価値を計画的に維持することが可能です。

導入事例

JR黒崎駅
尿石スケール付着状況変化
設置場所 JR黒崎駅
利用者数 5000人/日
清掃回数 5回/日
実験期間 平成8年12月~平成9年6月
施設名非開示
男子トイレの尿石除去対策

トイレ環境の改善対策として給排水管保全装置エルセを設置して、エルセの尿石除去及び再付着防止効果を検証した際のデータ。

男子トイレの小便器1台
設置機種 SV-03型
検証場所 小便器目皿、排水管入口
検証方法 エルセ設置前と設置後の尿石の変化状況を確認しました。
設置日 2011年7月15日
アンモニア濃度測定
男子トイレ排水管
ガステックによるアンモニア濃度
2005年3月24日 8ppm
2006年3月13日 6ppm
2007年3月2日 3ppm
2008年3月26日 0ppm

納入実績

鉄道

  • JR九州(伊万里駅、佐世保駅、鍋島駅、田代駅、行橋駅、前原駅 他)
  • JR東日本(下諏訪駅、高崎駅、松本駅 他)
  • JR東海(大垣駅、品川駅)
  • JR西日本(大阪駅)
  • JR北海道(新夕張駅、南稚内駅、白石駅、小樽駅、野幌駅 他)
  • 小田急電鉄(代々木上原駅)
  • つくばエクスプレス(万博記念公園駅、研究学園駅)
  • 京浜急行電鉄(品川駅、生麦駅)
  • 阪急電鉄(一三駅、西宮北口駅)
  • 大阪市交通局(中崎駅)
  • 名古屋市交通局(本陣駅、栄駅)
  • 福岡市交通局(3号線 他)
  • JR車輌(JR北海道車輌、JR西日本新幹線車輌、JR九州車輌(スーパーソニック))

高速道路

  • 東京湾横断道路海ほたる
  • 旧道路公団サービスエリア
  • 全国100ヶ所以上

公衆トイレ

  • 東京湾横断道路海ほたる
  • 旧道路公団サービスエリア
  • 西新井大師前公衆トイレ
  • 足立区綾瀬駅西口公衆トイレ
  • 千代田区秋葉原公衆トイレ
  • 万世橋公衆トイレ
  • 富山市四方公園
  • 他 10ヶ所以上